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【ICL体験談】手術の費用や流れは?術後の経過についても解説!

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  • 裸眼で生活したい!
  • 視力が良くなりたい!

コンタクトやメガネで生活していると、そんなふうに思ったことは、一度や二度ではないはず。

私は小学生の頃から視力が悪くなり、メガネやコンタクトレンズを使用するようになって早20年。

ドライアイにもなり、コンタクトレンズの不快さが増しました。

さらにはメガネ女子のようにおしゃれなメガネが似合わない残念な顔立ちのため、メガネをかけている自分を見るのも嫌でした。

そんなときに知ったのがICL(アイシーエル)という視力矯正手術

でも、「なんとなく不安……」という理由ですぐには手術を受けることができずにいました。

しかし、正しい知識を身に着けることで手術を決断することができ、視力は無事、両眼1.5にまで回復

この記事では、ICL手術を実際に受けた経験を元に、手術の流れや費用、術後の経過などについてお話しします。

なお、この体験談は私が行ったクリニックのものになるため、すべてのクリニックで共通ではないことをご承知おきください。

 

 

 

手術を受けた経緯

冒頭でもお話ししましたが、コンタクト歴20年の私は既にドライアイ気味で、角膜も傷ついていました

さらには、真夜中に大きな地震を経験し、メガネを探すよりもまず子供の安全を確保しなければならず、災害時に視力が悪いことの恐怖も感じました。

そのような経緯で視力矯正手術について調べるようになり、手術を決断しました。

レーシックではなくICLを選んだ理由

視力矯正手術は主に、

  • ICL
  • レーシック

の二種類があります。

その中で私がICLを選んだ理由は2つ。

  • 可逆性があるから
  • レーシックでは対応できないほど視力が悪かったから

まず、ICL手術はレンズを眼球の中に挿入することで視力の回復を図る手術です。

それに対しレーシックは角膜を削ることで視力を回復する手術です。

そのような違いから、レーシックでは万が一角膜を削りすぎてしまった場合でも、元に戻すことはできません

また、強度近視の人や角膜の薄い人の場合は削る角膜がないため、対応できない場合があります。

一方、ICLは万が一レンズが合わなかった場合には、レンズを入れ替えたり、レンズを取り出せば元に戻すこともできますまた、レンズ自体の度数を上げることで強度近視にも対応可能です。

ですから私のように強度近視で今までレーシックを受けられなかった方でも、受けることができる可能性があります。

 

デメリットや注意点

緑内障白内障

ICLで最も重大なデメリットは、緑内障のリスクです。

緑内障について簡単に説明すると、視神経が圧迫されることで眼圧が上がり、視野に異常が起こる病気です。

これは、ICLのレンズサイズが大きすぎることで起きることがあります。

逆にレンズが小さすぎる場合は、白内障を引き起こすこともあります。

しかしこのリスクは、術後の定期健診を怠らずに通院することで回避することができます

検診でサイズが合っていないことがわかった場合には、適合するサイズのレンズに交換することができるからです。

緑内障によって一度視野が悪くなってしまうと、現時点では症状を改善することができません

ICL手術をおこなうと、日常生活が快適すぎて、手術をおこなったことさえ忘れがちになります。

そのため、ついつい定期健診に行くこともだんだんとおざなりになってしまいがちですが、検診は毎年必ず行く必要があります

光輪視

もう一つ、ICLのデメリットとしてよく言われるのが「光輪視」という現象です。

これは、光源の周りに光の輪が見える現象です。

ICLのレンズには、いくつかの穴が開いています。これは、白内障を防ぐために必要な穴なのですが、この輪の形が、光源を見ることによって視界に現れてしまいます。

実際の術後の感想としては、たしかに初めのうちは気になりました

でも、時間の経過とともに慣れてしまいます

メガネを初めてかけたときにも、フレームが気になったことありませんか?

しかし、すぐに慣れたのではないかと思います。

そのように、多くの人にとっては気にならなくなるものじゃないかな?というのが感想です。

 

このようにデメリットは当然ゼロではありません

しかしICLは、メガネのように曇ったりすることもないため寒い時期のお出かけも億劫ではありませんし、コンタクトのように居眠りしたあとに目に張り付いてしまうこともなく安心して居眠りすることもできます。笑

ICLを受けると、視力が悪いことによる様々な煩わしさから解放されますが、デメリットやリスクについても正しく理解することが大切です。

 

費用と相場

ICL保険適応外のため、費用は一般的に高額です。

相場観としては4570万円程度に収まると思われます。

基本的に、

  • 度数が高いレンズ
  • 乱視用レンズ

は、基本のレンズよりも高くなります。

私の場合は、

  • 両眼-5D以上
  • 片目のみ乱視

という条件で、レンズ代が19万円。

手術代金が367千円で、総額557千円でした。

しかし、ICLの料金は医療費控除の対象となるため、確定申告をおこなうことで還付金が受けられます。

 

ICL手術の流れ

ICL手術の流れは主に下記の通りです。

  1. 適応検査
  2. 手術当日
  3. 定期検診

適応検査

ICLを受けたいと思ったら、まずは検査で自分がICLを受けられるかどうか、検査をする必要があります。

正確な検査結果を得るため、3日前からコンタクトの使用は中止します。

検査時間はだいたい2時間程度でした。

瞳孔を開く点眼薬を使用するため、車での来院は避けた方がいいと思います。

特に検査で問題がなければ、レンズの発注をかけてもらいます。

私の行ったクリニックでは、このときにレンズ代のみを前払いするシステムでした。

レンズ到着までにはおおよそ12ヶ月がかかります

レンズが到着次第、手術の予約をすることになります。

手術の日程は、レンズ到着から6ヶ月以内です。

このように、実際に手術を受けられるまでには時間がかかるため、手術を早く受けたい場合には、時間に余裕を持って検査を受けに行く必要があります。

 

手術

手術の3日前から感染予防の抗菌薬を点眼します。

ちなみに、コンタクトレンズは前日まで使用可能です。

手術当日は、来院の1.5時間前から絶食

予約時間にクリニックへ来院し、まずは前回と同じように検査を受けます。

問題ないことが確認出来たら、瞳孔を開く点眼薬を自分で15分おきに点眼して手術の時間まで待ちます。

お会計も手術前に済ませました。

時間が来たら手術室に呼ばれます。

髪の毛を覆うキャップをかぶるので、髪の長い方はまとめやすいようヘアゴムがあるといいと思います。

手術時間は片眼につき1015分、両眼で2030分程度です。

点眼麻酔をしているため痛みはまったく感じません。

ライトを見るように言われるのですが、目をぐりぐりされるため、視界が定まらず苦労しました。笑

手術が終わると1時間近く個室で休み、そのあと医師による診察をして、問題がなければ帰宅できます。

よく、「手術直後から見えるようになって感動!」みたいな話も聞きますが、瞳孔を開く薬の影響で視界が多少ぼやけているため、それはあまりありませんでした。笑

 

定期健診

定期健診は、

  • 翌日検診
  • 一週間後検診
  • 1か月検診
  • 6ヶ月検診
  • 1年後検診(以降1年毎)

とありますが、2年目までの費用は手術代金に含まれているため、追加で支払う必要はありません。3年目以降は1回につき5000円がかかります。

手術直後は色々と不安なことも出てくるかもしれませんが、そのようなときは翌日検診で聞いてみるといいと思います。

私の場合、手術直後から左目のみ充血しており、翌日もまだ充血が続いていたため検診で問題ないか聞いてみましたが、大丈夫とのことでした。

実際に数日で充血もなくなり、視界にも問題なく過ごせています。

その後、一週間後、1か月後、6か月後、1年後(以降1年毎)と検診があり、面倒に感じるかもしれませんが、リスクの早期発見のためにも大切な検診です。

忘れずに行くようにしましょう。

 

術後の経過

  • 当日は薬の影響で見えにくい
  • 翌日からは視界良好
  • 見え方に慣れたり視力が落ち着くには1カ月程度

ここからは私の個人的な感想になりますが、術後の経過についてお話しします。

手術当日は、散瞳剤の影響で視界がぼやけたり、光がまぶしいため薄暗い部屋でおとなしく過ごしました。笑

視界が良好だと感じたのは、翌日目が覚めた瞬間。いつも見ている部屋の景色とは違って見えたのを覚えています。

光輪視については、最初の頃はやはり気になりましたが、数カ月もすれば「言われてみれば……」程度に、ほとんど気にならなくなりました

肝心の視力検査の結果は、翌日検診で左眼1.2、右目1.5

1週間後検診では両眼1.5で、現在もそのまま落ち着いています。

視力が落ち着くまでにはおおよそ1週間ほどかかるようです

今まで度の合わないコンタクトを使っていた私が視力1.5になれば、新しい見え方に慣れるのには少し時間がかかりましたが、1カ月程度で慣れました。

術後しばらくは、朝メガネを探したり、お風呂の前にコンタクトを外そうとする癖が抜けませんでしたが、それもしばらくしてなくなりました。笑

 

まとめ

ICLを受けた感想としては、「やっぱり裸眼で過ごせるのは最高!!」ということです。

メガネやコンタクトの煩わしさから解放されるだけでなく、似合わないメガネをかけている自分を見ることがなくなった喜びもあります。

常に目が見えるということは、災害時などのいざというときの安心感にもつながります。

老眼が始まると結局メガネが必要になってしまうため、早く手術を受けることで裸眼生活を満喫できる期間も長くなります。

ICLは個人的には大変満足の行く手術でしたが、手術である以上リスクは必ずあります

最終的にはリスクとリターンを自分自身でしっかりと考えた上で、クリニックの指示に従い正しく安全に受けることが大切です。

以上、参考になると嬉しいです。